6月8日 日曜日 教育テレビ「ETV特集」
『「見えない」を生きる ~鳥居寮・中途失明者の日々~』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
京都ライトハウス(鳥居寮)
http://www.kyoto-lighthouse.or.jp/introduce/torii/index.html
中途失明者の方がどんな訓練(練習)を受けているのか、私は知らなかった。
※「訓練」という表現に抵抗がある方もおられると思うが、
この番組では「訓練」を使っているので以下「訓練」と表記する。
訓練方法はなんとなく知っていたが、訓練の様子を見たことがなかった。
働き盛りの30~50代に病気や事故で突然失明。
自分のことだけではなく、家族のことも考えなくてはならない。
視覚障害者が選べる職業の選択肢はきわめて少ない。
まず、ADL(日常生活に必要な動作)訓練。
食器をのせたトレーを持って、5歩くらい離れた座席に着く訓練の様子が流れた。
背中を配膳台につけてまっすぐ歩くとテーブルにたどり着く。
でも、右の方向にずれてしまう。
部屋のどこに何を置いたのかを記憶していないと、見つけることが難しい。
同時に点字・パソコン・墨字の訓練も行われる。
鍼灸マッサージ師の資格をとるには、点字が読める必要がある。
私は以前東京都が開催した「点字ボランティア講習会」で、
都内の盲学校で点字を習ったことがある。
私は晴眼者(目が見える)なので、見ることができる。
しかし、見ても読めない。
指先で触ってみてもわからない。
講師はその盲学校の先生で、中途失明(弱視)の方だった。
40歳を超えてから点字を習ったそうだ。
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『全盲・全ろうの福島氏に博士号、11日に東大で授与式』
目と耳がともに不自由な東京大学先端科学技術研究センターの福島智・准教授(45)に、博士号が授与されることが決まった。
全盲ろう者の博士号取得は日本で初めてといい、11日に東大駒場キャンパスで授与式が行われる。
福島准教授は9歳で失明、18歳の時に聴力も失ったが、母親の令子さん(74)が点六つを組み合わせる点字を応用して、両手の指6本で福島さんの手をとんとんとたたく「指点字」を考案。盲ろう者として、国内で初めて大学(東京都立大)に進学した。
障害者と社会のあり方を研究している福島准教授は、6年ほど前から博士論文の準備を始めた。言葉のない世界に陥った状況から、指点字で他人との意思疎通が再び可能になる過程を、日記や作文、録音テープなどの資料や、親や友人といった関係者の証言を基に分析。コミュニケーションでは口調や声の強弱といった話しぶりや間の取り方など、言葉の内容以外の感覚的な情報がいかに重要かを考察している。
「人生をかけて、自分しかできない実験を続けているようなもの」と話す福島准教授は「コミュニケーションは空気や水や食べ物と同じぐらい重要だ」として、盲ろう者などへの支援の重要性を強調している。
《2008年6月7日14時37分 「YOMIURI ONRAIN」より引用》