シリーズ最終章という番宣のキャッチコピーを見て凛ちゃんは思いました。
井上靖の自伝的作品『しろばんば』 『夏草冬濤』『北の海』のような、
幼少期 → 児童期 → 青年期と主人公が成長していくシリーズなんだ。
でも違いました。
凛ちゃんは耳がきこえないのでドラマ内容の一部しかわかりません。
今回は主人公が言語障害があるので、主人公が話す場面には字幕がつきました。
あらすじ等は番組ホームページから引用させていただきました。
(*ゝ_●・*)ノ=s=t=a=r=t======================================================
ドラマ『流星の絆』の好演が記憶に新しい二宮和也主演、感動ドラマ三部作の最終章。
第一弾・『少しは、恩返しができたかな』(2006年3月22日放送)での演技が評価された二宮は第15回橋田賞を受賞。
続く第二弾・『マラソン』(2007年9月20日放送)ではギャラクシー賞の月間個人賞(9月度)のほか、 平成19年度文化庁芸術祭賞のテレビ部門で、俳優として初めて放送個人賞を受賞した。
シリーズ最終章となる今回は、生まれつきの脳性まひによる障害を抱えながらアメリカ北西部でセールスマンとして活躍したビル・ポーターさんの人生を描く。
彼は、脳性まひのため手足が多少不自由で、言葉がうまく話せない。
誰もが働くことは無理だと言ったが、彼は決してあきらめなかった。
「二度と来るな」と断られても、決してめげなかった。
ノーと言われたら、今度はもっといい提案の仕方を考えよう。
朗らかで実直、前向きで暖かな彼の人柄に、やがて客はみな、心の扉を開く。
「誰の人生にも、障害など何ひとつない」と語る彼のひたむきさが心にしみる、感動のストーリー。
原作: 『Ten Things I Learned from Bill Porter』
邦題 『きっと「イエス」と言ってもらえる 』
著者名 :シェリー・ブレイディ著 宇丹貴代実 訳
価格: 1,260円(本体1,200円)
発行元: 草思社
内容:
障害をものともせず、セールス一筋50年。陽気で前向きなビル・ポーターが教えてくれた、
人生で本当に大切なこと──。 感動と勇気を与えてくれる真実のストーリー。
『DOOR TO DOOR ~僕は脳性まひのトップセールスマン~』
あらすじ
倉沢英雄(二宮和也)は、脳性まひの明るくがんばり屋な22才の青年で、経済専門学校を卒業したばかり。 早くに父を亡くし、母ひとり子ひとりでやってきて、母・美津江(樋口可南子)を楽にさせるためにも、なんとか仕事を見つけて社会人になりたいと強く思っている。 美津江も英雄を小さい頃からプライドを持って生きるように育て、息子が早く自立できることを願っている。
不景気の折、ハンディを持つ英雄にはなかなか働き口は見つからない。 それでもなんとか頼み込んで浄水器の訪問販売会社の社長・名和(渡辺いっけい)が会ってくれることになった。 名和は熱意にほだされ、英雄を試験採用した。 が、期待はしておらず、購買力の低い地域を言語障害もある英雄に割り当て、販売員として送りこんだのだった。
亡くなった父親が車のセールスマンだった英雄は、これも何かの縁と前向きに考え、持ち前の明るさで一軒一軒歩いてまわった。 しかし、言葉もたどたどしく、身体の動きもぎこちない英雄を見て、だれ一人浄水器を買ってくれる人はいなかった。いないどころかほとんどが門前払い。
営業所には英雄のほかに数人の販売員がいた。その中の一人、野崎さおり(加藤ローサ)はいまどきの若者らしいマイペース・タイプで、 自然と英雄と話すようになり、先輩としてアドバイスする仲になっていった。英雄にとってさおりはまた、まぶしい存在でもあった。
一週間、二週間とたった。すると、一生懸命商品の説明をする英雄を少しずつ認める人が出てきた。 お年寄りやマンションの管理人の人たちなど、英雄の人柄に打たれ、浄水器を買った。次第に浄水器は売れるように。
英雄の成績を名和は最初信じられなかったが、「セールスマンの素質があるかもしれない」と思うようになった。 名和は、英雄の担当を増やし、また英雄もその期待に応えるようにますます販売をのばしていった。
そんなとき美津江が倒れた。仕事のかけもちがたたってしまったのだった。脳梗塞で、一命はとりとめたけれど、 右半身に障害がのこり、これから長期の入院、リハビリをしなくてはいけなくなる。
英雄は母の力なしでは、ちゃんとネクタイも結べない、靴ひもも結べない。せっかくはじめた訪問販売の仕事をあきらめるか、英雄は悩んだ。
さらに、その浄水器の訪問販売会社が倒産してしまう。英雄の前には、ある運命が待ち受けていた。
≪引用:TBSテレビ 『DOOR TO DOOR ~僕は脳性まひのトップセールスマン~』ホームページから≫
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凛ちゃんの感想
英雄が大事にしていたのは「父の言葉」の書かれたノート。
母の夢は青空にそびえ立つマンション。
「いつか二人であんなマンションに住みたいね」
なんとか試用として浄水器の会社に入社できた英雄に任されたのは、
今までで一番浄水器が売れなかった地区。
1個も売れなければ即クビ。
心配する同僚の野崎さおり(加藤ローサ)に英雄はこう答える。
「シーザーにも、ナポレオンにも初陣はある」
これも父の言葉。
初めて訪れたマンションでは管理人に門前払いにされる。
でも、きみどり色のお弁当箱を広げる時の英雄はわくわくしている。
「うめぼしはどっち? あたればラッキーデー!」
お弁当は英雄が食べやすいようにおにぎり2個とつまみやすいおかず。
ふりかけのかかったおにぎりを口に入れた英雄の笑顔が輝く。
「コッチだ!」
道の角でぶつかった男性のセールストークで浄水器は2個、
それも定価以上の値段で売れた。
罪悪感にさいなまれる英雄。 でも、これでクビになる心配は無くなった。
家に浄水器を持ち帰り設置方法を勉強する英雄。
「僕みたいなのでも付けられるでしょ」
初めて1個売れた!!
その日のお弁当箱に母からのメッセージは入っていなかった。
初給料で母へのプレゼントを買うために、
野崎さおりに付き合ってもらった英雄はある事実を知る。
「あんなに頼まれちゃ、社長も断れないわよね。
(英雄が)面接に来る前にお母さん何度も社長に頼みに来たのよ」。
「やっぱり僕はひとりじゃ何にもできないんだ。」
「母さんが頭下げなきゃ、何もできない」と泣く英雄。
凛ちゃんにも似たような体験があるので、この場面がいちばん胸を打たれた。
だまして浄水器を売った母子家庭で、息子に送ったメッセージカードに、
ヒーローはいつも笑顔だぜ」と書かれているのを見つける。
「それ私が書いたのよ。男の子だから父親の言葉の方がいいと思って」
そのことで、英雄は「父の言葉」=「母の言葉」であることを知った。
「シーザーにも、ナポレオンにも初陣がある」
「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」
「ヒーローはいつも笑顔だ」
「やりたいことと、出来ることは別だ」
「人生はこれからだ」
「生き残る人は最後まで続けられる人だ」
「どんなプロも最初は素人だった」