NHK教育の「福祉ネットワーク」という番組で、
11月5~6日、「訪問介護・コムスン撤退後の現場」という特集を組んでいました。
ご覧になった方、いらっしゃいますか?
なかでも2日めは、~ とまどう事業者たち ~というテーマで、
サービス内容の適正化の問題や、
サービス提供責任者(略称「サー責」)の過重業務を取り上げていました。
私も今年の4月まではサー責として働いていたので、
「これは見なくちゃ!」 とTVにかじりつきました。
興味深かったのは、ある事業所のサー責さんのルポ。
訪問介護計画書を改訂したり、
ヘルパーさんの休んだ枠を埋めるため自分がサービスに出たり、
ケアマネに報告をしたり……と、
朝から晩まで仕事に追われているイメージで描かれていました。
びっくりしたのは、ヘルパーさんが決まらず、
月48時間もご自分でサービスに入っていらしたこと(私は多い月で20時間ぐらいでした)。
また、「体重100キロのご利用者のうわさが広まっちゃって、ヘルパーさんが誰も行きたがらない。どうしよう~」と悩まれるシーンもありました。
(どうして、うわさが広まる前に、介助方法を見直さないんだろうな)と思って見ていました。
サー責の仕事が過重になるかどうかは、ハッキリ言って、
頼りになるヘルパーさんが充分にいるかどうかにかかっています。
また、難しめのサービスを引き受けたとき、
相談できる人や部署が身近にあるかどうかも大いに関係があると思っています。
ちょっと手前ミソになってしまいますが、やさしい手には、訪問介護だけではなく、
福祉用具や住宅改修の事業部、訪問介護員の養成・研修を専門的に行なう部署があるので、
介助方法に悩んだらすぐに相談することができます。
ヘルパーさんの募集については、本部の支援も得られるし、
近くの事業所と協同で広告を出すこともできます。
もちろん、何の苦労もないとは言いませんし、正直言って
「うわーどうしよう!」な瞬間もいっぱいありました!
が、番組に出てきたサー責さんよりは、
環境的に恵まれていたなぁと、いまは思います。
このサー責さんにも、同じ法人内で難しければ地域で、
相談しあえるネットワークをつくってほしいなと思います。
「サー責」という仕事、本来は楽しくてやりがいのあるものだと思うので。